アニメ『ビジネスフィッシュ』作品情報
| 放送期間 | 2019年7月8日 – 9月23日 |
| 話数 | 全6回（#1 ～ #12） |
| ジャンル | コメディ／ギャグ |
| 監督 | 住田崇 |
| 脚本 | オークラ、岩崎う大、土屋亮一 |
| 原作 | クオン |
| 制作国 | 日本 |
| 制作 | アイアンドエー |
| 製作 | ビジネスフィッシュ製作委員会 |
| キャスト | 魚脇 タイ：永岡卓也／乙姫 舞：武田玲奈／海野 ぶどう：落合モトキ／蛸山 八男：竹井亮介／伊勢 えびか：藤井武美／磯野 もずく：白石優愛／浅瀬課長：大津尋葵／IKAちゃん：小野賢章 |
アニメ『ビジネスフィッシュ』あらすじ
ここは東京にあるIT企業（株）SEA VISION。システム部営業課の中間管理職・魚脇タイは、頭が魚で体が人間な普通のサラリーマン。仕事は可もなく不可もなく、プライベートは不可多め、見ためは魚。そんなポジション的には「人生の脇役」なタイは、今日も今日とて出勤し、個性豊かな後輩や、同僚、上司に囲まれ、仕事や人間関係の海をユラユラと泳ぐのだった。
アニメ『ビジネスフィッシュ』ED
「Don’t Stop Moving」
「スーダラ節 feat. BUSINESS FISH」
アニメ『ビジネスフィッシュ』評価・ネタバレ感想
「サラリーマンもの」という古臭いジャンルのイメージを覆す良いセンスの塊な作品
こういうアニメが見たかった！。「サラリーマンもの」という古臭いジャンルのイメージを覆す良いセンスの塊な作品。サザエさんのような海にちなんだネーミングまんまの顔でボディは人間なぶっ飛んだキャラクターの外見、しかも、作中、お互いに魚介類頭なのを認識している！（普通の人間キャラクターもいる）。お話は空気読まない鯛頭の主人公、魚脇 タイ（うおわき たい）が巻き起こすトラブルやヒロイン（人間、ヘアスタイルが乙姫様）、乙姫 舞（おとひめ まい）との恋模様と、同僚の蛸山 八男（たこやま はちお）と行く海鮮居酒屋での愚痴大会が主で、そこだけをとると普通のサラリーマンものなのだが、魚介頭とヒューマンの入り混じった雰囲気が適度に現実離れしていて、やばめのエピソードも明るく笑い飛ばせるのが良い。乙姫 舞との恋愛ドラマがかなりおもしろく、優しそうな外見とは真逆な乙姫の尻に敷かれて翻弄されまくる魚脇 タイがめちゃくちゃ笑えます。蛸山の仲は良いけど、深い付き合い方はしない適度なドライさ加減や、高飛車な同僚女の伊勢 えびか（伊勢海老頭）の地雷をちょいちょい踏みまくったり、ハゲでチビな（人間）浅瀬課長の逆鱗にふれまくったりと、オフィスでの魚脇君の毎日は楽しいエピソードが満載！。オシャレ雑貨屋兼カフェ「SUMIYA」のイカの頭のカリスマ店員（オネエ言葉、イカ頭）と、プライベートでも仲良くなるなど、公私ともに充実したリア充な魚脇君の生活をお楽しみ下さい。
（ペンネーム：ムネ【40代 男性】）
いい作品ともいえる
表紙がとても斬新でなぜか興味が引かれてしまい見てみることにしました。作品としたらサラリーマンの職場や退勤後の日常を描いたどうでもいい内容が描かれていました。人物の動きなども安いCGの処理をしているかのようでかなりの安っぽいアニメーションになっていると思ってしまいました。ですが会話などがとても現実感があり、実際に考え深い部分もあって面白く見ることができたと私的には思いました。セリフなどもありきたりなものを並べて作品にしているものも多くあると思いますがこのセリフはぶっ飛んでいる部分もあります。体は人間、顔は魚のサラリーマンなんてどう考えればこのようなものを書こうと思うのかがとても疑問でしょうがありませんでした。その主人公のキャラが本当に好きです。お調子者でヘタレではあるけれどなぜか憎めない部分がまたいい。主人公以外もヒロインのこなど女性キャラはかわいい外見なのに意外と気が強くて人間味があり現代社会でありがちな部分もうまく描いていると思いました。非現実社会を描いているアニメも多くありますがこのように現実社会のことをコミカルに描き見やすくしている作品はなぜか好かれると私は思いますし、好んでしまいます。現実で起きていることを実際に見ることにより、アニメから何かを考えさせられ自分に照らし合わせ、どうすれば素晴らしい日常生活を送ることができるかなどを考えることができる作品は私にとって手助けとなる作品だと思いました。
（ペンネーム：毎日大変【30代 男性】）
働くサラリーマン必見のアニメ
このビジネスフィッシュを見た感想は登場人物が大体が魚介類というのがなかなか斬新な設定でした。また、このアニメは魚介類が主な登場人物ではありますが、日本社会で働くサラリーマンの方々向けのアニメなのではないかと思います。主人公である中間管理職で中堅サラリーマンの魚脇タイが後輩社員に対して指導しようとするのですが、愛の鞭を打とうとして上司から「それはパワハラなのではないか？」と咎められるシーンなどは現代のビジネスマンの悩みの種だと思い妙に共感してしまいました。先輩が後輩に対してどうやって接するべきなのかという点や飲み屋で同僚と悩み相談をするシーンなどはサラリーマンであれば誰もが経験してきた道だと思います。こういったアニメは実際にサラリーマンとして働いている人ならば楽しんでみれるアニメだと思います。個人的に好きだったシーンが女性社員が課長に対して嫌味を言われてムカついているシーンで課長からの嫌味は「なんでこんなことできないの？」「特別なことは言っていないの」などの言葉は私自身も言われたこともあるのでサラリーマンあるあるだなぁと思いました。こういったエピソードは実際にサラリーマンの方々から取材をしてしっかり作りこんでいないとできないと思いますので今後の展開も面白くなりそうなので期待できる作品だと思います。アニメーションも３DのCGで作成されていますが、スムーズに動いていてなかなか面白い試みだと思いました。
（ペンネーム：パンタ【30代 男性】）